アロハー!
先日のハワイアンソルトについての記事はご覧頂けたでしょうか?
本日はそのハワイアンソルトを使った超簡単、超美味しい、自宅でハワイを感じることができる料理をご紹介します!
定番ハワイアンフードの一つ、「ロミロミサラダ」です!
ロミロミはハワイ語で「揉む」「マッサージする」を意味します。
一番馴染みがある物だとロミロミマッサージですかね?
ロミロミサラダよりもおそらく日本人にもっと馴染みがあるのは「ロミロミサーモン」の方だと思います。ロミロミサラダとロミロミサーモンの違いは単純にサーモンが入っているか、ないかです。
よりメジャーなロミロミサーモンではなくロミロミサラダを作るのには2つ理由があります。
実は私、ハワイの高校や大学でジャズバンド、吹奏楽、オーケストラとミュージシャンだった時期があり、イベント等で演奏する際や、友人のリサイタルの後のケータリングでハワイアンフードが提供される事がよくあったのですが、その際に出てきたのがロミロミサラダで、ロミロミサーモンだったことは一度もありませんでした。
また、高校のスクールランチで、一番メジャーなハワイアンフードであるカルアポークが出てきた時もセットになっていたのはロミロミサラダでした。と言うことでハワイの私生活で一度も口にした事がないロミロミサーモンを作るよりも自分に馴染みのあるロミロミサラダの方がやる気が出るだろう、が理由その1です。
次の理由がかなり大きな壁で、これを乗り越えない限りはこのブログにロミロミサーモンが登場する事はないでしょう。実はロミロミサーモンは作るのに少なくとも2日かかるのです!
え〜!ですよね。ロミロミサーモンを作るにはサーモンを一度塩漬けにして保存処理をしないといけないのです。
その保存処理自体は簡単で、サーモンにハワイアンソルトをロミロミして最低一日冷蔵庫で寝かすだけなのですが、最低一日ですからね〜。私の様にADHDに片足を突っ込んでるような人には待ち時間が長すぎます。料理は個人的に大好きですが、何かを作りたいと思ったらその日の内に作って食べたい!
と言う事でロミロミサーモンファンには申し訳ないのですが、今日は簡単に作れて比較的すぐに食べられるロミロミサラダをご紹介します。
本日使用する食材はこちら!
トマト:主役。ロミロミサラダと言ったらこれ。絶対必要。
玉ねぎ:名脇役。玉ねぎなしのロミロミサラダはありえない。絶対必要。
ネギの緑の部分:アクセントの為なのでパクチー好きならパクチーでもOK。
レモンジュース:これもアクセントの為なのでライムを使う人もいる。
ハワイアンソルト:影の主役。ロミロミサラダに限らずハワイアンフードはこれなしじゃ話にならない。
胡椒:写真にはいないけどちょいアクセントで必要。
ではスタート!
あ、感が良い方はお気付きだと思いますが、私上記の理由でレシピを見ながら料理する事ができないので、今まで食べた事があるロミロミサラダを記憶に作ります。
まずはトマトから。
トマトをまずスライスして、そこからサイコロ状に切ります。最初の写真ではトマト2つでしたが、盛り付け皿を見たらトマト一個がちょうど良さそうでした。
次に玉ねぎ。アメリカだと普通の玉ねぎとSweet Onionというものがあります。
Sweet Onionというからには甘い玉ねぎなのだろうと思うかもしれませんが、全然そうではなく、日本のスーパーで売ってる玉ねぎとなんら変わりません。アメリカの普通の玉ねぎはおそらく生で食べたら辛くて後悔するでしょう。日本は野菜が美味しいのでその辺は気にしなくて大丈夫です。ちなみにハワイにはマウイオニオンというマウイ島で作られている美味しい玉ねぎがあるので、それを使用しても良いのですが、本日は影の主役であるハワイアンソルトにスポットライトを当てたいのでマウイオニオンはまた別の機会にご紹介します。
玉ねぎはサイコロ状のトマトにサイズを合わせてみじん切りにします。トマト一個に対して半分で十分でした。この時点でだいぶロミロミサラダっぽいです。
次にネギ。
これは緑の部分だけ使用します。あくまでアクセントなので入れすぎないのがポイントです。
上にも書きましたが、パクチー好きならパクチーを代わりに入れても全然OKです。
ネギも細かく刻みます。
これで準備OKです!
刻んだトマト、玉ねぎ、ネギをボウルに入れます。
そこに本日の影の主役、ハワイアンソルトを入れます。
量は完全に個人の自由です。私は今回は「ひとつまみ半」入れました。
今回使用したハワイアンソルトはこちら。
ハワイアンソルト キアウェスモーク
https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=34049&CatId=2614
キアウェ、正確には発音はキアヴェですが気にしなくて大丈夫です。
何故なら他の単語の例で言うと、「ハワイ」の正しい発音は「ハヴァイ」ですが、地元の人もそれを知っていてもハワイと発音しています。
このキアウェですが、南米アンデス地方が原産の木で、キアウェの薪で料理すると独特の香りがする事から、スモークの香りを活かす料理の際に好んで使用されます。
ロミロミサラダを作る際は通常の白いハワイアンソルトで全く問題ありませんが、今回は影の主役をより楽しみたかったので、キアウェを選びました。
ちなみにハワイアンソルトではなく普通の塩を使ったらどうなるかというと、ロミロミサラダではなく、サルサになります。
そう、ロミロミサラダとサルサの違いは紙一重ですね。
ネギの代わりにパクチーを入れて、ハラペーニョとか入れて、レモンじゃなくてライムを絞ったら、それこそもうサルサですね。
その辺りを気にしなければハワイアンソルトではなく普通の塩でも良いと思うのですが、普通の塩とハワイアンソルトでは旨味が全く違います。
普通の塩はロミロミサラダに塩っ気しか与えてくれませんが、ハワイアンソルトの記事でも書きましたが、ハワイアンソルトはミネラルが豊富で、何より塩っ気以上に旨味を与えてくれます。
料理が好きな方は是非一度試して下さい!
ハワイアンソルトの次は胡椒を軽〜くふって、最後にレモンジュースで味を整えます。
量的には10mlから15mlくらいでしょうか。味見しながら調整して良いと思います。
最後に軽〜くロミロミします。このご時世、生で食べる物に直接触れるなんて〜という方はスプーンとかで軽く混ぜてあげる程度でも大丈夫です。
この時点でかなり美味しいですが、最後にラップをして、冷蔵庫で2〜3時間寝かせます。
これくらいの時間なら待つのが嫌いな自分でも問題なしです。
十分寝かせたらトマトからかなり水分が出ているはずなので、水分をきって盛りつければロミロミサラダ完成!
結構綺麗に作れました!
ロミロミサラダ最高です!
ハワイアンソルトがかなり良いアクセントになっています。
キアウェスモーク以外にもフレーバーハワイアンソルトはあるので、どれが一番ロミロミサラダとマッチするか色々と試したくなりますね!
簡単に作れるのでぜひ一度と言わず何度も作ってみて下さい!
では次回のハワイアンフード研究所でお会いしましょう!
マハロー!