アロハー!
前回のアロハ用語まとめはご覧いただけましたか?まだの方はそちらも是非!
本日はアロハシャツの素材まとめ!
本ブログでは今までに各素材単独の記事でそれぞれフィーチャーして来ましたが、今回は総まとめです!
ファッション好き、服好きじゃない限りシャツの素材を気にしない男性は世の中多いと思います。
(実際私もアロハシャツにハマるまで素材を気にした事は一切ありませんでした)
が!
色々な素材のアロハシャツを着てみて分かりました。素材ってかなり大事だな~と!
ほんと、こういう知識は義務教育に組み込んで欲しい物です笑
どの素材も実際に私自身で着用してみた感想なので正直なコメントで参ります!
では早速スタート!
今回カバーするのはこちらの素材
1.レーヨン
2.コットン
3.ポリコットン
4.シルク
アロハシャツと言えばレーヨン!レーヨンと言えばアロハシャツ!と言えるくらいアロハシャツの定番素材となっているレーヨン。
レーヨンはシルクを人工的に作ろうとして生まれた素材で、シルクの様な光沢感が売りです。
個人的に好きなのがレーヨンの名前の由来で、その光沢感を表す、Ray(光)がonです笑
アロハシャツに限らずレーヨンのシャツを着たことがない人は始めて着た時にその優しい肌ざわりと風通し、軽い着心地にちょっと感動すると思います。
もちろん長所だけの素材は存在しないのでレーヨンにも弱点があります。それは水に弱いこと。
シルクがデリケートで雑に水洗いできない事は良く知られていると思いますが、人工的にシルクを作ろうとした過程で生まれたレーヨンも、シルク程ではないですが、水に弱いです。
と、これが一般的に言われているレーヨンの水耐性ですが、実際の所どうでしょうか?
私は普通のレーヨンのアロハは個人的に2着。後程紹介するスパン・クラッシュド・レーヨンのアロハは2着所有しています。
どちらも洗濯する際はネットに入れて、洗濯機を弱モードにすれば全く問題ないです。(ただし、何度も繰り返し洗うと大分生地が弱ります)
もちろん乾燥機には入れずに自然乾燥。普通のレーヨンは場合によってはアイロンをかけた方が良いですが、元々シワ加工がされているスパン・クラッシュド・レーヨンだったらアイロンなしで問題ないです。
レーヨン=夏服のイメージがあるかもしれませんが、日本だと冬はコートなどを羽織る際に結構熱がこもるの、そういった時に下にレーヨンのシャツを着ていれば案外快適に過ごせる気がします。
先日紹介した長袖アロハの特集でもレーヨン長袖アロハがあるので是非そちらもチェックしてみて下さい。
では商品紹介の方へ!
Paradise Found ハイビスカスブロッサム・ブラック・レーヨン
https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=42083&CatId=0
レーヨンのアロハシャツで迷ったらまずはパラダイスファウンドを個人的にはオススメしています。パラダイスファウンドを一言で表すと、とっても良いザ・アロハシャツ。
レーヨン、開襟、トロピカルな柄、と世の中の人が持つアロハシャツのイメージ要素を全て持っています。作りもしっかりしていますし、前回紹介したマッチングポケットも当然クオリティが高いです。
個人的に別のパラダイスファウンドのアロハを以前レビューしていますので、是非そちらもチェックしてみて下さい。
今回紹介しているハイビスカスブロッサムは、ハワイの州花であるハイビスカスがとっても素敵に描かれています。
他の色もありますが個人的にはハイビスカスが映えるブラックが一番オススメです。
花柄のシャツを着るのが恥ずかしいと思う男性は少なくないと思いますが、ここまで大胆に描かれていると逆に男らしさを感じます。
いつかアロハシャツデビューを~と考えている方に特に最初の一枚にこういった物をオススメします。
スパン・クラッシュド・レーヨン
レーヨンを語る上で絶対に外せないのが先ほども少し名前が出たスパン・クラッシュド・レーヨンアロハアウトレットで取り扱っているブランドの中ではジャムズ・ワールドが積極的に採用している生地です。スパン・クラッシュド・レーヨンは聞くところによると、日本の山奥で生産者のおじいちゃんがドラム缶の中で手作業でシワ加工を行っているんだとか。
良いですね~。そういう話大好きです。
スパン・クラッシュド・レーヨンのアロハシャツはその独特のシワ加工のお陰でシャツを着た際に生地と肌が触れる面積が減るため、風通しが非常に良いです。
ジャムズのアロハを初めて着た時はちょっと感動しました。日本だとアロハシャツの下にTシャツを着る人が多いですが、レーヨンのアロハ、得にスパン・クラッシュド・レーヨンのアロハを着る時は是非一度地肌に着てみて下さい。あなたの洋服人生が変わる、かも笑
Jams World フローラルブリーズ
https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=40697&CatId=0
今年特に人気が高かったジャムズはこちらのフローラルブリーズ。
アート性が高いジャムズはアロハシャツの枠を超えて勝負できるブランドの一つだと個人的には思います。
実はあの某超有名ロックバンドのギタリストで、博士の相性で知られているあのギタリストもこちらシャツではないですが、ジャムズのアロハを着ている写真がネットに出回っています。
個性的な一着をお求めの方に特にオススメです。
コットンは比較的ラフに扱っても大丈夫なので、洗濯が苦手という男子にはコットンアロハがオススメです。
コットンと一言で表しても、実はかなりの種類があります。安っぽいイメージを持たれがちですが、アロハシャツの高級ブランドでもコットンは採用されていて、そういったブランドでは普通のコットンよりも一工夫されているコットン素材が採用されています。
もちろん一般的なコットン素材でもちゃんとしたメーカーが扱えば高クオリティのアロハシャツが出来上がります。
個人的に一般的なコットン素材を扱うメーカーでオススメなのがAloha Republic。
Aloha Republic アニマルキングダム・グリーン・コットン
https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=41214&CatId=1153
個人的にも所有し、レビューもしたこちらのアロハシャツですが、非常に出来が良いです。
裁縫もマッチングポケットもしっかりしていますし、コットンの素材感もあってか、着ていて安心感があります。
アロハリパブリックはメイドインハワイにこだわっているメーカーで、お求めやすい値段にも関わらずそれ以上のクオリティのアロハシャツを提供しているので、アロハシャツに興味がるけどレーヨンはちょっと洗濯が心配、と言う方にはアロハリパブリックをオススメします。
コットンローン
お金を借りるローンではなく、草を刈るのローンを意味するコットンローン。
コットンローンは細い糸を使っていて一般的なコットン生地よりも織り目が細かいのが特徴。
つまり糸の密度が高いという事ですね!
コットンローンは吸水性と通気性が優れて、何と言っても手触りが抜群!コットンローンを知らない人でも初めて触った時はその感触に感動するはず!
そのコットンローンを積極的に採用しているのがTori Richard。
Tori Richard シャークタンク・マリーナ・コットンローン
https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=31844&CatId=0
トリ・リチャードの数あるロングヒット商品の中でも特に人気なのがこちらのシャークタンク。
遠くからだと何かわかりにくいですが、近くで見るとこんなにサメがびっしり!
サメが20種類以上いるのでサメ好きにピッタリのシャツです。
物凄く個人的な話ですが、ファッションに疎い私の父親も実はこのシャークタンク持ってます。
その他幾つかプレゼントでいただいたトリ・リチャードのシャツを持っているので、ハワイで長い事ビジネスマンをやっている人なら大抵一着はトリ・リチャードを持っているイメージがあります。
コットン・レーヨン
コットンにはコットンの良さが、レーヨンにはレーヨンの良さがあるためどちらが優れているという判断は一概にはできません。
メーカーもこれを理解しているので、独自の生地を開発するメーカーも結構あります。
そういった独自の生地の中で、だったらコットンとレーヨンを合わせてしまえ~という混合素材のアプローチをとるメーカーもあります。
Kahalaのレーヨンコットンリネン
アロハシャツの老舗、カハラでは様々な素材のアロハシャツを提供しており、このレーヨンコットンリネンでは、レーヨンが48%、コットンが31%、リネンが21%で配合されています。
これから紹介するシェーピングルークというアロハも個人的に所有していますが、着用した感じ、とても優しいコットンというイメージです。
レーヨンの様な、着た時に感動する~という感触はないですが、通常のコットン素材よりも「しなやかさ」があります。
Kahala シェーピングルーム・ディープシー・レーヨンコットンリネン
https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=40660&CatId=0
シェーピングルームとはサーフボードをシェーピングする部屋の事。そのシェーピングルームに貼られるメモ書きがアロハシャツの至る所にデザインされており、とってもオシャレです。
このディープシーカラーも凄く好きですが、同じデザインでその他チャコール、シェル、サーフがありますのでそちらも是非チェックしてみて下さい。
https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/search.aspx?MatchingKey=shaping+room
やってきました、ポリコット。
皆さんご存じポリエステルとコットンの混合素材であるポリコットン。
アロハシャツの世界ではポリコットンのアロハは割と両極端なので面白いです。
制服用途としての需要を考えている場合はポリエステルの配合が6割以上の場合が多く、そういったアロハシャツは値段もお手軽な物が多いです。
逆にハイブランドがポリコットンを採用している場合、ポリエステルとコットンの割合が半々に近い事が多く、○○クロスと名付けているメーカーが結構あります。
ちなみにクロスは英語で布を表すclothですが、ローカルの人の好みでklothと書かれている事がほとんどです。
これから紹介するスプーナークロスもそうですが、 ○○クロスと名付けている生地はシワ耐性に優れています。
スプーナークロス
前回のアロハ用語まとめで、裏地の説明の時に紹介したReyn Spoonerは独自開発したスプーナークロスという生地を採用しています。
このスプーナークロスは洗濯しても形が崩れず、よほど変な扱いをしない限りはシワになりません。
このセールスピッチ、正直私も購入前はホンマかいなと思っていたのですが、実際に2着レイン・スプーナーのアロハを所有してみて、これが本当と知りました。
コットンを含むスプーナークロスだとタフさの中にしなやかさがあるため、一日着ていても疲れません。
まさにビジネスマンにピッタリの素材と言えるでしょう。ハワイのダウンタウンを歩いていればレイン・スプーナーのアロハを着ている人をちらほら見かけます。
Reyn Spooner グッドフォーチュンフラワー・ドレスブルー
https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=42452
前回のアロハ用語まとめではボルケーノを紹介したので、今回はせっかくなので新作をご紹介。
こちらのブルーが美しいアロハは幸運の花、グッドフォーチュンフラワーとして知られている牡丹がテーマ。
開運とかが気になる方には良い縁起担ぎになる、かも!
最後にお話しするのがシルク!実はシルクだけ本ブログでも素材特集でカバーした事がありませんでした。
歴史の授業でシルクロードという単語を習うくらいなので、ファッションに強くない方でも知っているのがシルク。
実はヴィンテージ物と言われるアロハシャツは結構シルクが多いです。
先ほどコットンローンの時に紹介したトリ・リチャードでも、実は一部のアロハシャツでシルクを採用しています。
シルクは繊細で洗濯が難しいので気軽に購入しづらい(お値段的にも)ですが、一度シルクのアロハシャツを着ると人生観が変わります。
とにかく軽くて肌触りも抜群なので快適なのです。
個人的にシルクのアロハは一着、前回もご紹介したAvantiの物を持っていますが、あまりシルクを着ている時に汗をかきたくないので、ハワイだと涼しくなってきた今がまさにシルクアロハが快適なシーズンです。日本だったら秋と春がちょうど良さそうですね。
前回紹介したAvantiを再び紹介してもよいのですが、サイズが一つしかないので、今回はこちらのトリ・リチャードを紹介して閉めたいと思います。
Tori Richard ステイトフラワー・ブラック・シルク
https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=40013&CatId=0
ステイトフラワー、州花であるハイビスカスが上品にデザインされている大人なアロハ。
シルクの光沢感が大人リゾート着として知られているトリ・リチャードのデザインをさらにワンランク上げています。
ちなみにシルクのアロハを着る際は是非一度直肌に着てその感触を味わってほしいのですが、洗濯の事を考えると下に何か着たい~という気持ちもあると思います。
そんな時は某ユニクロのエ〇リズムが相性抜群です笑 (これはアロハアウトレットの商品と関係ないので内緒という事で笑)
さて、長くなってしまいましたが、アロハシャツの素材まとめいかがでしたか?
これでも実は全然書き足らないくらい、アロハシャツの素材の世界は奥が深いです。
また何かの機会にまとめ特集をしたいと思いますので、是非次回も読んでいただけたらと思います。
では次回のアロハシャツ特集でお会いしましょう!
マハロー!