リン・ボイヤー

アロハー!

 

少し朝が涼しくなってきましたが、ハワイはまだ夏といった感じです。

 

でもそろそろ模様替えとかを考え始めたい時期。

 

今日は自宅に飾るだけでそこがハワイの雰囲気になる、Lynne Boyer (以下リン・ボイヤー)さんの作品と、彼女の簡単なプロフィール、個人的にオススメな彼女のアート作品をご紹介します。

 

日本でも人気が高いリン・ボイヤーさん、彼女のホームページに行くと、しっかりとアーティストステートメントが書かれています。英語でしか書かれていない為、彼女についてもっと知りたいけどなんて書いてある分からない〜なんて方もいると思います。

 

今日はそこから抜粋し翻訳したいと思います。

 

では早速スタート!

 

バックグラウンド

オアフ島育ちのリン・ボイヤーさんは幼少の頃から芸術に興味があり、絵を描いていました。

アーティストタイプとしては、アトリエで描くのと、プレネール (戸外制作) どちらも行うタイプで、得意なのはキャンバス地、もしくはリネンに描く油絵です。

 

個人的にリン・ボイヤーさんの絵でもっともインパクトを感じるのはプレネールの作品ですね。圧倒的なディテール力と、ただ忠実に描くだけでない、独特の雰囲気が魅力的です。

 

ところでリン・ボイヤーさん、アーティストとしても勿論成功していますが、実はそれ以上に有名なジャンルがあります。

 

サーフィンに興味がある方なら一度は彼女の名前を耳にしたことがあるでしょう。実はリン・ボイヤーさんは元サーフィンの世界チャンピオンなのです!もう、なんなら1978年と1979年連続チャンピオンです。プロサーフィンの開拓者の一人として活躍した彼女は、プロを引退した今でも根強いファンがいます。

 

サーフィンを引退した後、彼女はサーフィンを始める前から情熱を持っていたアートの道に進みます。大学でアートのクラスや有名アーティストのワークショップなどにいくつか参加しましたが、基本的に自己流で自信のアートスタイルを築き上げました。

 

現在では1年の10ヵ月ほどハワイに在住し、残りはハンガリーでアート制作を行なっています。



リン・ボイヤーさんのアーティストステートメント

アーティストステートメントとは絵画に限らず芸術家が自身の作風について、自身の芸術理念について語る、そのアーティストを知る上で欠かせない貴重なコメントです。

出来る限り正確に翻訳したいと思います。



「私の真のインスピレーションは、プレネールから、命から来ます。そのシーンにある特別なディテールを出来るだけ見せたい時もあれば、あえてディテールを省き、ブラシ、絵の具の乗り方、色と量などに身を任せる時もあります。私が絵を見る時、少量で多くを言う事の方が力強い作品を生み出します。アートは終わりなき学習プロセスです。よって私は常にインスパイアされています!」



やはりプレネールの方が本人も好きなのですね!ディテールを描く時と描かない時のバランス、これがリン・ボイヤーさんの作品を語る上で大事なポイントとなるわけですね!

 

ではここからはいくつか個人的に好きな作品をご紹介いたします。



ストレイト・オフショア・アット・パイプライン

https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=14575&CatId=1714

青と白だけでここまで波を力強く描けるのは流石元サーフィン世界チャンピオンとしか言い様がありません。これを壁にかけるだけで部屋が少し涼しい雰囲気になる事間違いなし!



これよりもさらに激しい波の絵が良い〜と言う方にはこちら

 

アラモアナ・ボールズ

https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=14552&CatId=1714

この角度の波をこの迫力で描けるのは、実際にこの波に乗ってこの角度から波を何度も見た事がある人だけ。

リン・ボイヤーさんが得意とするプレネールではありませんが、おそらく自身の記憶に基づいて波を再現したに違いありません。



続いては激しい波とはうって変わって

 

カイルアベイ・アグロウー

https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=14561&CatId=1714

ハワイといえばサンセットを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

世界で最も美しい海に選ばれた事もあるカイルアベイ。サンセットを見る時はホテルに近いワイキキで見る方も多いと思いますが、レンタカーなどでぜひ一度はカイルアべいのサンセットも見て欲しいです。



そのカイルアの海ではなく、街のワンシーンを描いたのがこちら。

 

カイルア・カラパワイ