裏地アロハシャツ

アロハー!

 

日本もそろそろアロハシャツを着たくなる季節ではないでしょうか?

 

アロハシャツが好きだけどあまりデザインの違いについて考えた事がない方、アロハシャツに興味があるけど着たことがない方、そんな方にオススメしたい、アロハシャツの定番である「裏地」について今日はお話ししたいと思います。

 

  1. 裏地とは
  2. Reyn Spooner (レイン・スプーナー) の裏地
  3. オススメ裏地アロハシャツ

 

  1. 裏地とは

 

裏地とはリバースプリントの事で、生地の裏側を表に使用すると言う革新的な(過激な?)手法です。染物職人からすると「なんだって~!」ですよね。

 

リバーシブルの服を除いて、ファッション撮影の際は裏地を見せてはいけない、と良く言われますし、基本的に裏地は見せない物と言うのが一般的な認識だと思います。

 

そして子供の時に服を表裏間違えて着てしまって恥ずかしい思いをした経験、誰でも一度はありますよね?

 

一般的にポジティブイメージではない、そんな裏地をあえて表に使うと言う大胆な発想ですが、アロハシャツ業界ではかなり前からスタンダードとなっており、アロハシャツを選ぶ時の基準の一つともなっています

 

では裏地を使った場合、どの様な利点が有るでしょうか?

 

アロハシャツで良く見られる鮮やかな色使いは、色の主張が激しすぎると見られる事もあり、特に、ファッションにあまり強くない方にとっては少し手が出し辛いです。

 

が!裏地を使った場合、その発色が抑えられ、落ち着いたトーンになります。

裏地のアップ

裏地の裏、つまり通常だと表のアップ

個人的には、趣味でフィルムカメラをやっているので、どことなくフィルムの粒子の様な印象も受けます。

 

  1. Reyn Spooner (レイン・スプーナー) の裏地

 

アロハシャツで裏地と言えばレイン・スプーナーです。むしろハワイで裏地と言えばレイン・スプーナー、レイン・スプーナーと言えば裏地と言っても過言ではないです。

 

そんなレイン・スプーナーの歴史を簡単にご説明します。

 

レイン・スプーナーの創業者の一人であるReynolds McCullough通称レインはカリフォルニアで生まれ育ちました。戦後レインはカリフォルニアでメンズアパレルのお店を開き、1957年にハワイを始めて訪れた際、ハワイの生活に魅了されたレインは1959年にハワイにお店をオープンしました。

 

一方その頃、レイン・スプーナーもう一人の創業者Ruth Spoonerはハワイでその卓越した裁縫技術で脚光を浴びていました。

 

レインがハワイに進出すると共にルースとのパートナーシップが始まり、1961年にレイン・スプーナーとして最初のお店がオープンします。

 

始めレインは、「色がうるさ過ぎる、作りが良くない」などの理由でアロハシャツを取り扱う事に前向きではありませんでした。しかしある日、地元のバーテンダー兼サーファーが作った表裏逆のシャツを見せてもらった時、彼に電撃が走ります。そしてその表裏逆の手法をオックスフォードシャツを作る方法に取り入れたのです。これがレイン・スプーナーを成功に導いた要因の一つである裏地の始まりです。

 

そしてレイン・スプーナーの成功の裏には裏地だけでなく、生地の質の良さがあった事も忘れてはいけません。レイン・スプーナーのアロハシャツには定番のレーヨンではなく、独自のコットンとポリエステル配合の生地が使われており、この記事は洗ってもシワになりにくく、むしろ洗えば洗うほど強くなる特徴があり、スプーナークロスと呼ばれるようになりました。

 

そんな使い勝手が良いアロハシャツをハワイのビジネスマンが見逃すわけがありません。

レイン・スプーナーのアロハシャツは今ではハワイのビジネスマンから愛される定番のアロハシャツとなりました。



  1. オススメ裏地アロハシャツ

ここまで読んだら裏地のアロハシャツが欲しくなるに決まってます(笑)

 

ではアロハアウトレット、オススメの裏地アロハシャツをいくつかご紹介します。



まずは当然の事ながらレイン・スプーナーより

 

レイン・スプーナー・ハイビスカス フロンド・ドレスブルー

https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=37225&CatId=1153

カッコイイですね〜!落ち着いた大人のアロハと言う感じがします。

ハイビスカスと聞くと通常なら派手な色を想像しますが、流石レイン・スプーナー、ブルーグリーンのハイビスカスデザインとネイビーの生地がマッチしていてクールです!



お次はこちら

 

カハラ・デュークスパレオ・スタンダードフィット・グァバ・コットン

https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=33461&CatId=1153

本当の男はピンクを着こなす!とたまに聞きますが、アメリカでも言われています。

Kahala (カハラ) は1936年にワイキキのビーチボーイズのライフスタイルから誕生したロングヒットブランド。

デュークスパレオの「デューク」はサーファーなら知らない人がいない伝説のサーファー「デューク・カハナモク」から名付けられました。

カジュアルにもフォーマルにも着こなせる人気ブランドです。



ゴーベアフット・ホヌ ハット・チャコール・コットン

 

https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=36939&CatId=1153

Go Barefoot (ゴーベアフット)はアメリカ本土で60年以上の歴史がある老舗ブランド。

創始者のClarence Haraはハワイ出身で、ゴーベアフットのアロハシャツはバラエティに富んでいてハワイでも大人気です。

ちなみにベアフットとは裸足を意味します。裸足で行こうぜ!



最後はこちら

 

トゥーパームス・オーキッドモンステラ・レッド・コットン

トゥーパームス・オーキッドモンステラ・ネイビー・コットン

https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=25768&CatId=1736

https://www.alohaoutlet.com/jp/ja-jp/itemdetail.aspx?iid=25769&CatId=1736

結婚式でお馴染みのTwo Palmsです。

裏地の効果で、結婚式で着るアロハシャツと違って落ち着いた雰囲気があります。

特にレッドの裏地は発色がちょうど良く、主張しすぎない大人な赤色の着こなしができます。

 

他にも定番アロハシャツのデザイン・スタイルは色々あります。またご紹介しますのでお楽しみに!

 

マハロー!

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